シンボル辞典:冬
老齢と再生/暗黒と不幸/不満/愛と慈悲の欠如/神話と伝承/その他の意味
老齢と再生
冬は老齢、退行、そして死を象徴し、豊饒の一時的な死と再生を表します。冬至は聖王が儀式によって殺され、聖なる子の生誕を祝う日でもあります。
暗黒と不幸
不幸の象徴とされ、喜劇『お気に召すまま』での「矍鑠たる冬」や、ソネット集『アストロフェルとステラ』の「われわれの不幸の冬」といった表現が見られます。
不満
不満を象徴し、 史劇『リチャード三世』での冬は不満の時期を示します。
愛と慈悲の欠如
愛と慈悲の敵として描かれ、彼の恵みには冬は存在しないという、戯曲『アントニーとクレオパトラ』の表現があります。
神話と伝承
ポセイドンやアポロと関連付けられており、冬は「天の水」「地の水」の神として、またアポロが不在の期間として神話に登場します。
その他の意味
下降運動、背中と腎臓、北方、磨羯宮、宝瓶宮、双魚宮といった身体部位、方向、星座と関連付けられています。
「冬」は、生命の一時的な終わりと再生、暗黒と不幸、不満、愛と慈悲の欠如を象徴する季節です。神話ではポセイドンやアポロとの関連が見られ、その他、下降運動・背中と腎臓・北方といった身体的な意味を表すほか、特定の星座とも結び付けられています。
シンボル辞典
夢に出てきた印象的なシンボルから、夢の意味を知ることができます(随時追加予定)